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野菜果物ソムリエとしての視点からの美容、たまに趣味の話♫꒰・◡・๑꒱

【免疫力強化して風邪対策】

風邪を引きやすい、この季節。
免疫力強化を狙う食材の食べ合わせについて
今回は書きたいと思います。

ようやく、ソムリエらしい記事になりそうですw

皆様は外食などで、目にしたことありませんか?
ハンバーグやステーキの横に
添えられてるブロッコリーを。
そう、この組み合わせこそが
免疫力強化のペアです。

ブロッコリーのビタミンC
牛肉のたんぱく質

ビタミンCは人間の体内でアミノ酸の合成や、
結合組織を構成するコラーゲンという
タンパク質の合成に必要な物質となります。

コラーゲンって?

コラーゲンとは
筋肉を支える組織を構成している物質で、
ビタミンCが足りないと、
体のタンパク質の合成能力が落ちます。
その結果、筋力・体力・免疫力が低下する
という状態となるのです。

牛肉のたんぱく質を上手く体内に
取り入れられるようにと、
ビタミンCのブロッコリーが添えられているのは
とても相性の良い組み合わせで意味があるのです。

ではそのブロッコリーについて、
更に詳しく掘り下げようと思います。

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ブロッコリー

輸入のブロッコリーは1年を通して
出回っていますが、
国産のブロッコリーは冬の時期の
11月くらいから3月くらいが旬です。

ブロッコリービタミンC
抗酸化作用のあるβカロチン
利尿作用のカリウム
が豊富に含まれてます。
葉酸も含んでいますので、
貧血予防に効果あり。

ただブロッコリー収穫された瞬間から
栄養素が減少していく
ため、購入してから
出来るだけ早めに食べていただく方が良いです。
茹でる場合もサッと茹でるだけにして、
水気をしっかり切るといいでしょう。
ビタミンC流出を防ぐためです。
※ビタミンCは水に溶けやすい

ブロッコリーの選び方

茎の部分が変色してないもの。
切り口を見て、空洞がないもの。
茎上の部分が密集していて、粒の大きさが揃っているもの。
濃い緑色のもの。

それらを選びましょう!


ブロッコリーの保存方法

0℃~5℃ほどの冷蔵庫保存です。
立てて保存していただくのがベスト。
使い切れず、余ってしまったブロッコリー
固茹でして房ごと小分けにしてから
冷凍庫保存してください。


私が特にオススメするのは茎の部分です。
ここは捨てられてしまいがちですが、
1番甘くて
栄養素もたくさん含まれています。
我が家では表皮を向いてから調理して食べてます。

もし固くてどうしてもダメな場合は
それでも捨てないでください。

ブロッコリーの芯だけでなく、
他の野菜くず全般に言えることなのですが
野菜は捨てるところはほぼないんです!
皮にしろ、芯にしろ、
それらをコトコト弱火で煮込んで
ベジブロスに出来るんですよ!

ベジブロスとは

私は野菜くずが出るたびに
保存パックに入れて冷凍庫保存してます。
ある程度 量ができたら、
(あまり冷凍庫保管しすぎないでください。
冷凍焼けしてしまうので)
それを水を入れた鍋の中に入れ、
弱火でコトコト煮ます。
沸騰しないように気をつけてください。

本当、弱火じっくり時間をかけて煮る感じで。
私は野菜くずがトロトロの柔らかくなるまで煮ます。
柔らかくなったら、濾すかザルで切ります。
これだけです。
これでベジブロス(野菜の出汁)の完成です。

野菜出汁なので料理にもそのまま使っても良いし、
軽く塩味をつけて そのままスープにしても
野菜の甘味が出てて、美味しいですよ。

野菜なら何でもいっしょくたにしてしまうのですが
トマトを使ってしまうとトマトの味が強くなるので
使う野菜くずによっては、気になる人は
お気をつけください。

私のオススメはブロッコリーの芯と
人参のヘタの部分、
キャベツの芯、
玉ねぎの頭とお尻の切り端、です。
甘いベジブロスが出来ますよ!

水に溶けたビタミンCも
そのままスープになってますので
まるごと余すことなくいただける贅沢なスープですね。
そのスープに
オリーブオイルで焼いた牛肉を入れたら、
免疫力強化の最強スープの出来あがり

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仕事がハードだな、なんか疲れてきたな、
そう感じたら体調を崩す前に
ぜひブロッコリーと牛肉のベスト食材で
免疫力強化をしましょう。